自転車

ベルトドライブ自転車を購入

ロングティーンデラックス自転車がパンクしたのか、すぐに空気が抜けるようになり、全体的にもボロくなってきたので買い換えを決意。

前回ビレッタを購入したのは約 11 年前。ずいぶん長持ちした。

今回も同車種にしようかと思ったが、なんとビレッタはディスコン。残念……。

仕方なく別の車種にすることとし、検索条件は、
  • メーカー:ブリヂストンサイクル……長持ちは重要。買い換えると防犯登録などの手続きもあるので面倒くさい。
  • チェーン:ベルトチェーン……ビレッタを買ったときはゴムのチェーンで大丈夫なのかと心配もあったが、11 年持った上に、錆びずメンテ不要というのは楽ちん。
  • 変速:内装 3 段……ギア無しはつらい。
  • サイズ:27 インチ……26 インチでもまぁ可。
  • タイヤ:パンクしづらいタイヤ……メンテ不要は重要。
  • ライト:オートライト LED……メンテ不要は重要。
  • フレーム:アルミ……軽いのが良い。スチールでもまぁ可。
という感じで、メンテナンスフリーで長く使えるもの重視。

ほぼほぼ条件に合致し、比較的安価なのはアルミーユのベルト 3 段変速モデル(定価 74,000 円税込)。サイズが 26 インチという以外は条件を満たしている。しかし残念ながら品切れ。

そこでロングティーンデラックスにした。ベルト S 型 27 インチモデル(定価 82,000 円税込)。フレームが鉄という以外は条件を満たしている。ビレッタと比較すると、

ロングティーン DX(今回)ビレッタ(前回)
メーカーブリヂストンサイクル
型番ロングティーン デラックス ベルト・S型モデル(27インチ・3段)L73SB2 M.XRシルバー
Villetta COMFORT VC-BT (VC78BT)
区分シティサイクル
タイヤサイズ27 インチ
ギア内装 3 段内装 8 段
フレームスチールアルミ
重量20.3kg18.3kg
ヘッドライト3 灯チップ LED 点灯虫ハブダイナモ自動点灯式 LED
テールライトソーラー自動点滅式 LED
かご標準装備
ベル標準装備
どろよけ標準装備
スタンド標準装備
前輪ブレーキツーピボットキャリパーブレーキリムブレーキ
後輪ブレーキフィン付きローラーブレーキハブブレーキ
チェーンベルト
売価
73,800 円約 58,000 円

おおよそビレッタの方が高性能で安価。ビレッタは名車であった。

とはいえ、今回のロングティーン DX でもおおよそ満足。ただ、変速に関しては、3 段であること自体は問題無い(というか 8 段もいらない)のだが、最高速が遅い。もっと変速してほしい。

あと、購入は 2 月だったのだが、3 月は自転車安売りのシーズンのようで、今見たらさらに 10% 引きになっていた。……見なかったことにしよう。

通勤仕様の自転車ビレッタを購入

以前にクロスバイクを買ったが、スピードが出しやすい反面、実用性に欠けるので、新たに自転車を購入した。

今回買ったのは、ブリヂストンの Villetta(ビレッタ)。通勤に最適な仕様を標榜する自転車だ。ラインナップは数種類あるが、そのうちのコンフォート(8 段変速)にした。今までのクロスバイク(Trek 7.5 FX)とスペックを比較すると、以下のような感じ。

Villetta(今回)7.5 FX(前回)
メーカーブリヂストンTrek
型番Villetta COMFORT VC-BT (VC78BT)7.5 FX
区分シティサイクルクロスバイク
タイヤサイズ27 インチ700(約 27 インチ)
ギア内装 8 段外装 27 段(3×9)
フレームアルミカーボン+アルミ
重量18.3kg不明(オプション無しで 10.5kg くらい?)
ヘッドライトハブダイナモ自動点灯式 LED無し(オプションで追加)
テールライトソーラー自動点滅式 LED無し(オプションで追加)
かご標準装備無し(オプションで追加)
ベル標準装備無し(オプションで追加)
どろよけ標準装備無し(オプションで追加)
スタンド標準装備無し(オプションで追加)
前輪ブレーキリムブレーキリムブレーキ
後輪ブレーキハブブレーキリムブレーキ
チェーンベルトチェーン
売価
約 58,000 円96,000 円

スペックを見てみると、改めて、クロスバイクは「速く走ること」に特化していることが分かる。車重は軽く、オプションを追加してもたぶん 13kg くらいではないだろうか。シティサイクルと比べるとハンドルが少し前に位置するようになっており、前傾姿勢気味で速く走れる。

しかしクロスバイクは、公道を安全かつ実用的に走行するための装備が全く無く、オプションで追加したがやはり不便だった。かごは後ろにしか付かなくて、後ろだと荷物が落ちても気づかない。また、かごをつけると後ろの泥よけを付けることができず、路面が濡れていると背中が汚れる。ヘッドライトは電池式なので、定期的に電池を交換しなければならない。

ビレッタ一方のビレッタは、シティサイクルの中でもスペックは高め。とはいえ、やはり最高速はクロスバイクに完敗だ。まだ 10~20 分くらいしか乗っていないが、明らかに遅い。ハンドルが手前にあるので体重を掛けづらいし、ギア比も低速だ。

しかし逆に、加速はスムーズだ。クロスバイクは外装ギアなので、停車中にギアを変えることができない。停車前にギアを軽くしておかないと、重い状態で発車することになる。また、登坂の途中で重いギアが辛くなってギアチェンジしても、速度が遅くなっているのでなかなかギアが変わらない。ふと方向転換したくなった場合も同様だ。その点、ビレッタは内装ギアなので、停車中や低速走行中でも瞬時にギアチェンジでき、いつでも速度を自在にコントロールできる。

信号の少ない道路を長距離乗るにはクロスバイクが良いが、そうでないなら、総合的にはビレッタの方が便利だ。

ギアの段数は両者共に多すぎ。特にクロスバイクは、3×9=27 段あっても、前ギアは使わなかったので、事実上 9 段の運用をしていた。ビレッタも、最高の 8 段目よりさらに速い設定の 10 段目と、あとは 7 段目、3 段目、の合計 3 段がある感じがいいな。ちなみに、ビレッタには 3 段モデルもあるのだが、3 段モデルは LED テールライトじゃなかったので 8 段モデルにした。

スペック比較を見ると明らかなように、「走り」以外はビレッタの圧勝だ。ライトは理想的なハブダイナモ自動点灯方式。暗くなると自動的にライトが付き、ライトが付いている間もペダルが重くならない。発電型なので電池交換も不要だ。

クロスバイクは、後輪ブレーキが前輪ブレーキと同じなのが不安要素だった。ゴムでリムを挟む方式なので制動力が弱く、摩耗で性能が劣化する。ビレッタはハブブレーキだ。しかも、通常のシティサイクルで採用されているバンドブレーキよりも高性能なローラーブレーキとのこと。

ベルトビレッタで特徴的なのは、なんとチェーンが無いこと。チェーンの代わりにゴムベルトを使っている。ゴムが伸びたりしないのかが不安要素だが、油を注さなくて良いので、スーツが汚れないというメリットがある。

まだちょっとしか乗っていないので、しばらく乗って慣れる必要があるね。

ちなみに、ビレッタと迷った機種にアルベルトロイヤルがある。こちらは通学用という触れ込みだ。

カタログを見ているだけだとビレッタとアルベルトの違いがイマイチわからないのだが、店員さんの話によると、アルベルトの方が上位機種とのこと。ビレッタよりも耐久性が高く(ステンレスフレームで、その分重い)、前輪にもローラーブレーキを採用している。

アルベルトもベルト方式なので、ベルト方式は実績があるようだ。その他の部分も含め「一度買ったらメンテナンスフリー」な高耐久自転車。ビレッタとアルベルトのベルトは全く同じでは無く、少し仕様が違うとのこと。

試乗したモデルが、ハンドルの形がちょっと曲がっていて、スピードが出しづらそうだったので、ハンドルがまっすぐなビレッタにした。アルベルトにもハンドルがまっすぐな型があるらしいので、もしそちらを試乗できていれば、アルベルトにしていたかもしれない。アルベルトもビレッタも種類が色々あるので、買う際は間違えないようにしないと。

ちなみに、アルベルトは定番商品で、毎年ニューモデルを春に売り出し、夏過ぎには売り切れてしまうらしい。

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