パサージュバイキング2 日目。朝食はホテルのバイキング。

青森ではハイパーホテルパサージュに泊まったが、ここは非常に良かった。部屋は綺麗だし(年代的な意味でも、清潔的な意味でも)、部屋風呂のユニットバスには洗い場もある(ファミリー部屋にしてくれたからかも)。洗い場があるから、ちゃんとお風呂に入れる。バスソルトも選べて楽しい。

バイキングも充実しており、なんとイクラや明太子も用意されている。

これで一泊 6,000 円くらいなのだから、かなりお得だ。ただ、駐車場だけは残念な感じで、専用駐車場は車の入れ替えに時間がかかるし(人手なので)、提携駐車場はちょっと遠い。

菜の花ソフト2 日目は下北半島巡り。ホテルから恐山まではおよそ 3 時間。遠い。

途中の道の駅(よこはま)で一休み。小振りのホタテが激安で売られていたが、すぐに食べられる感じではなかったので断念して、菜の花ソフトクリームを購入。通常のソフトクリームよりも、なんだかちょっと、モコっとした感じがしなくもない。

冷水恐山に近づいた頃、道ばたの駐車スペースに車が数台止まっていたので、何かと思ったら、水を汲めるようになっていた。

不老水とも呼ばれる恐山冷水とのことで、地元のお店っぽい車も水を取りに来ていた。

こういう所のお水って、なんだか気持ちが引き締まる感じがある。

恐山恐山に着くと、硫黄の臭いが漂ってくる。手前の湖は、水の色が水色に染まっていて綺麗だ。

恐山は全体的に、わびしい感じがする。

平日で人気(ひとけ)が少ないというのもあるのだろうけど、わびしさを助長させているのは、風車(かざぐるま)。地蔵の前などに多数の風車が備えてあり、風が吹くと、カラカラと音をたてて回るのが、なんともわびしい。

この風車はもともと、子供への供養で、子供が退屈せずに遊べるように、とのことらしい。

恐山2恐山では、あちこちに石が積まれている。

今では車ですいっと登れるが、昔の人は、長い距離を歩いて石を積みに来たのだろう。それだけで生活が終わってしまうような……と思うと、本当に大切な行為だったのだと思う。

マグロだけ丼お昼ご飯は、もちろん大間のマグロ。

生マグロにこだわっているという、海峡荘にてランチ。大間のマグロをふんだんに乗せたマグロだけ丼 2,800 円。

……しかし残念ながら、微妙なお味。決してまずくはないものの、そんなに美味しいわけではない。

時期的に旬のはじめのほうだから、品質が安定していないのか、あるいはたまたま入荷が悪い日だったのか。那智で食べたマグロ丼は絶品だったなぁと思い出しながら……。

他の店にも行こうと思ったが、2 軒行った店が 2 軒ともお休みで、それ以上の大間マグロを断念。俺の中で、日本三大がっかり食べ物にランクイン。

大湯帰路、下風呂温泉に立ち寄り。

下風呂温泉には大きく分けて、白濁の大湯、透明っぽい新湯、その中間くらい(?)の浜湯の 3 種類の温泉がある。

白濁の温泉が好きなので、大湯系の大湯浴場をチョイス。ここは昔ながらの公衆浴場といった感じで、外に券売機が置いてあり、中の番台にいるおばちゃんに券を渡す。ロッカーが無くセキュリティー的には危険だが、それだけ平和ということなのだろう(番台に貴重品を預けることはできる)。

濃いめの白い湯につかり、長いドライブの疲れをリフレッシュ。

あすか青森に戻って夕飯。途中、パトカーが多いと思ったら、熊の目撃情報があったらしい。恐ろしや……。

初日は、夕飯の締めに味噌カレー牛乳ラーメンを食べようと思ったら麺切れで閉店だったので、2 日目は最初に味の大西に行ったのだが、休業日……。別の店は遠くて、再度車を出すハメになるので(すでにホテルの駐車場にしまった)、味噌カレー牛乳ラーメンは断念。ぐぬぬ。

気を取り直して、寿司屋(あすか)へ。

寿司は基本的に青魚が好きで、今シーズン初の秋刀魚寿司も食べた。

金目鯛しかしここはそれ以上に、白身系が美味しかった。本日のお薦めとされていた金目鯛やアイナメ(あぶらめ)が良い。

昼間の大間でモヤモヤしていたので、普段寿司屋では食べないマグロの中トロも注文。こちらも美味しく、大間じゃなくていいじゃん、という気分に。

【2 日目の行動範囲】

軌跡2295km(+α)。行きの道の駅~恐山を測定し忘れ。

【2 日目の経費(税込)】

経費2

【ギャラリー】

恐山3恐山4恐山5恐山6大間下風呂

【北東北一人旅】