【読了分】
  • 夜の写本師(乾石智子)……育ての親を殺したのは、最強の魔道師。復讐を誓うも、魔道師としての実力で勝てるはずも無い。そんな主人公カリュドゥがたどり着いたのは、写本師と呼ばれる魔道書を生産する仕事。それも裏の。本に魔力を込める搦め手からの戦略は実るか。
  • 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」(Web 小説)……血統だからと無理矢理魔王討伐に出されてしまった勇者。旅を進めていくと、村でドラゴンが捕らえられていた。ドラゴンが無実だと知った勇者は、ドラゴンを逃がしてしまう。後日、女の子が勇者のパーティーに加わるが、なんと彼女は、人間に転生したドラゴンだった……。
  • 姜維伝(小前亮)……諸葛亮亡き後、蜀を軍事面で支えた姜維。双子の兄妹を弟子にとり、彼らを育てながら蜀を守っていく。遠征の許可が下りないもどかしさ、滅亡寸前まで策を巡らす忠義心……。敵将である鄧艾や鍾会の描き方によって物語が引き立っている。
  • 窓際 OL トホホな朝ウフフの夜(斎藤由香)……某飲料メーカーの OL が人事異動で精力剤の PR を担当することに。日常業務がきわどいネタであふれかえる。重めの話でも面白可笑しく読めてしまう!?
  • ゲート《外伝》(柳内たくみ)……異世界との門が閉ざされた後も、異世界に残る決意をした伊丹。帝国皇太女と共に外交使節団の任務を遂行中、船が座礁してしまう。突然のサバイバル生活が始まる。生きるだけでも大変なのに、海賊として皇太女を亡き者にしようとする勢力からも逃げなくては……。様々な種族と交流しつつの逃避行。
  • 星間商事株式会社社史編纂室(三浦しをん)……閑職である社史編纂業務を遂行中にかぎつけた、社史の空白期間。何か秘密が隠されている! 圧力をかわしながら、裏社史としての同人誌発行をもくろむ。詳しくはこちら
  • ここはボツコニアン《1、2》(宮部みゆき)……長靴鑑定士に、「この長靴は……伝説の勇者の証!」などと適当なことを言われて、勇者の旅に出たピノ&ピピの二人の兄妹。トンデモ設定なのは、ボツネタでできている世界だから。フライ返しを片手にお城の地下にお弁当を届けに行ったり、名物スイーツ店の謎を追ううちに郭嘉の幽霊に出会ったり……。



【 読み終わった本シリーズ 】