川と電車5 日目は、スイス南西の国境付近の村、ツェルマットまで移動。

電車は川沿いをしばらく走る。

スイスの川はたいてい、エメラルドグリーン。透明でないのは、氷河が削った土やら何やらが混じっているかららしい。この色がまた絵になる。

場所によっては、茶色く濁っている川もある。

カツレツツェルマットに到着して、まずは昼食。

昼からカツレツやチーズフォンデューなど、豪勢なお食事。

しかし、テラス席にしたのが失敗。

テラスに飾ってある花を狙って、蜂が大量にやってくる。蜂はビールが好きなのか、次々とビールグラスに寄ってきて、滑ってビールの中にドボン。落ち着いて食事できなかった……。

料理の味は旨かった。グラタンはまろやかチーズで日本人の口にも合う。

ゴルナーグラート午後は、登山鉄道に乗り、広々としたスネガ・パラダイスへ。登山鉄道入口の洞窟はひんやりとしている。

スネガ・パラダイスは、冬はスキー場として営業しているようで、あちこちにリフトやスキーコースがあった。

ライゼー湖(というか池?)のほとりを散策。鉄棒やらブランコやらといった遊具が置いてある。

運が良ければ、湖にマッターホルンが映り込んで、逆さマッターが見られるのだが、湖面がざわついていて、うまく見られなかった。逆さマッターの本番は翌日なので、そちらに期待。

Tartarenhutツェルマットまで戻って夕食。

夕食は、Tartarenhut という、ジンギスカン風焼き肉。鍋が帽子のような形をしていて、ところどころに出っ張りがある。この出っ張りに肉を引っかけて焼くと、肉汁が帽子のツバの所にしたたり落ちる。ツバのところにはお米が敷き詰めてあり、肉汁入りのリゾットとなる。

面白い料理で、肉を帽子の斜面に貼り付けて焼くのが楽しい。

しかし、味は今ひとつ。肉の付け合わせに各種マヨネーズを用意してくれているが、塩胡椒の方が美味しいし、リゾットはうまく炊けない。アイディアが良いだけに、惜しい料理だ。

目玉焼きロシティここの店のロシティは、目玉焼きを 2 つ乗せてくれて気前が良い。

ツェルマットマッターホルン夕食後は、近所を散策しながらマッターホルンを眺める。

マッターホルンは、他の山と連なっていなくて、あれがマッターホルンだとすぐに分かって良い。 

ツェルマット電気自動車ちなみに、ツェルマットは、山の環境を守るために、村の中はガソリン自動車の走行が禁止となっている。村内を走っているのは、小型の電気自動車。普通の自動車とは違うサイズなので、ツェルマット特注品なのかな?

 【 5 日目の行動範囲 】

124km の行程。

GPS_グリンデルワルト~ツェルマットグリンデルワルト~ツェルマット。

GPS_スネガ・パラダイススネガ・パラダイス。

 【 5 日目に食べたもの 】
  • ホテルの朝食:ハム、ゆで卵などのバイキング
  • 昼食:チーズフォンデュー、カツレツ、グラタンなど
  • 夕食:Tartarenhut、目玉焼きロシティなど

 【 5 日目の旅程 】
  • 08:00 ホテル出発(Grindelwald)
  • 09:00 インターラーケン(Interlaken Ost)
  • 09:30 シュピーツ(Speiz)
  • 11:30 ツェルマット着(Zermatt)
  • 12:00 昼食(Walliserkanne)
  • 14:00 スネガ・パラダイス散策(Sunnegga Paradise)
  • 18:00 夕食(Old Zermatt)

 【 スイス旅行記 】

 【 ギャラリー 】

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