
松本(長野)で前泊し、ローカル線(大糸線:JR 東日本なのに PASMO/Suica が使えなくてびっくり)と路線バス(といいつつ車両は観光バスを流用していた)を乗り継いで黒部ダム方面へ。
※写真はクリックで拡大できます。

まずは関電トンネルトロリーバス。バスという名前が付いているが、架線から電気をもらって動いているので、電車の仲間とのこと。車内はバスの装いだが、乗っている時の雰囲気(加減速の度合いや音など)は電車に近くて、なんだか不思議な乗り物。

階段を上って展望台までいくのだが、途中にわき水を飲めるスポットがあり、一休みできる。
天気予報は雨だったが、無事に晴れたので、良い景色を眺めることができた。
巨大なダムからダイナミックに放水される景観は圧巻。ほのかに虹が出ているのもまた良い。



室堂周辺は、地獄谷やみくりが池を周遊する散策コースがあるが、今回はスルー。
時間に余裕が無いこともあり、どうせ歩くなら、周遊ではなく旅程を進めるコースをということで、高原を下るコース(室堂~弥陀ヶ原コース)をチョイス。このコース、ガイドブックには載っているのだが現地の案内が無く分かりづらい。少しだけ周遊コースをたどってから分岐する。

木で縁取られた散策コースの両側に緑が広がっている。広々とした風景の先に小さく小屋が見えたりして、なんとも素敵なのである。
階段の隅に、たまに高山植物が生えていたりもする。

周遊コースにはそれなりに人がいたが、こちらのコースにはほとんど人がいなかった。しかし、是非こちらも歩いてみることをオススメしたい。
このコース、室堂~天狗平~天狗口~弥陀ヶ原となっているのだが、天狗平から先は、コースの両側からうっそうとした木がせせりだし、かき分けながらじゃないと進めなくなっていた。しかたがないので、天狗平までで進行をあきらめて立山高原バスに乗車。


どうやら自分の手を花と勘違いしたようで、手に止まってしきりにちゅーちゅー吸ってきた。蝶々の管がちょっと冷たかった。
再びバスに乗り、立山ケーブルカーと乗り継いで下山。

新幹線などは椅子が回転するが、背もたれ移動とは新しい。

ちょっと奮発して、ビジネスホテルではなく宇奈月グランドホテルに泊まったので、部屋が広々。温泉にものんびりとつかれた。
夕食はバイキングで、なかなか良かった。メニューはいろいろあるが、味はだいたい見た目に比例する。手羽先や鶏の濃厚焼きは旨く、ハマチもなかなか。一方、エビチリや麻婆豆腐はイマイチ。
大根と豚バラの煮込みが一番美味しかった。
夜は周辺を散策。宇奈月はわりと狭く、一時間ぐらいで巡れる。
宇奈月ダムまで散策する道があったのだが、夜間は通行止めになっていて行けなかったのは残念。

高速バスでの移動で、新宿から松本まで、ずっと高速道路を走行している。
格安品の GPS ロガーだからか、やや精度に難があり、拡大してみるとちょっと道から外れていたりするのだが、実用上は十分ではある。

トンネルの中は GPS が効かないのでスイッチを切っている。

今にしてみると、すごくショートカットできそうな部分がある。
富山駅でレンタカーを借りたところが寄り道な感じだが、もしかして、ショートカットルート上にレンタカー屋があったりしたのかな。
1 日目の移動距離はおよそ 190km。
【 今回食べたもの 】
- サンドイッチなどの朝食
- おやき
- パンなどの昼食
- 富山塩生シュークリーム
- 夕食バイキング
- 21:30 新宿発、高速バス
- 24:30 松本着、ホテルへ
- 06:30 松本発、大糸線
- 08:00 信濃発、路線バス
- 09:00 扇沢発、関電トンネルトロリーバス
- 09:20 黒部ダム散策
- 10:10 黒部ダム発、黒部ケーブルカー
- 10:30 立山ロープウェイ
- 10:50 立山トンネルトロリーバス
- 11:00 室堂散策
- 12:10 天狗平発、立山高原バス
- 12:20 弥陀ヶ原散策
- 13:50 弥陀ヶ原発、立山高原バス
- 15:20 立山発、富山地方鉄道
- 17:00 富山発、レンタカー
- 18:10 宇奈月温泉着
- 19:50 宇奈月温泉散策