本屋迷宮からの脱出次々と明らかになっていくヒントを手がかりに謎を解いていく「リアル脱出ゲーム」。

普段は、会場を貸し切りにしたイベントとして行われることが多いが、今回参加した「本屋迷宮からの脱出」は、営業中の書店が舞台。一般のお客さんが普通に買い物をしている中でのプレイとなる。会場は神保町の書泉グランデ。

ダブルカツカレー書泉に行く前に、秋葉原にあるアルバというカレー屋さんで、勝利のカツカレーを食べてゲン担ぎ。

一見ただのカツカレーだが、実はダブルカツカレー。見えているカツとは別に、ルーが盛り上がっている部分の下に、もう 1 枚カツがある。お値段 900 円。

書泉グランデは地上 6 階、地下 1 階の売り場スペースを持つ。ゲームブックをレジで購入し、時間調整をしたのちにスタート。ゲームブックのヒントをたよりに、店内をうろつき回って謎の鍵を探していく。

ゲームブックは店内のあちこちを回るように仕掛けられているので、書泉グランデの見所も併せて巡れるというおまけつき。隕石仕入れました、みたいなコーナーや、鉄道模型を飾ってあるスペースなど、普通の本屋とは一線を画す売り場作りが面白い。

今回は 4 人組で挑戦したが、店内は狭いので、一列縦隊での探索となった。まるでドラクエの隊列の如く、先頭にくっついて移動。

時間制限が無いので、一通り鍵を探し終えた後に、近くのマックに移動。ポテトをつまみながらじっくりと謎を解く体勢に。同じ考えの人は多く、あちこちのテーブルでゲームブックが広げられていた。

あーでもないこーでもないと、4 人で頭を悩ますこと 2 時間。ほぼほぼ謎が解けたのでマックを出発して書泉に戻る。書泉で最終確認をしてから解答の提出。

結果は……無事に脱出成功! やったね!

シャトーブリアン秋葉原に舞い戻り、焼き肉炎蔵で祝宴を開催。

シャトーブリアンというフランス風の名前が付いた肉があって、なんだこれ、ということで注文したのだが、これがとろける旨さ。後で聞いたところによると、最上級の部位らしい。

厚切り牛タンその他にも、厚切り牛タンや特選カルビなど贅沢三昧。みんなで Twitter に写真をアップするものだから、TL が肉まみれに。スマホ 2 台持ちとか、ガラケーで写真アップとか、みんなすごいわ……。

脱出のゲームブックの中で、インパクトのある書名が登場するのだが、祝宴中もその話で盛り上がった。もしかしたら、それにインスパイアされた新曲が登場するかも……。

焼き肉屋でかなり粘り、結局帰宅したのは日付が変わってから。脱出成功の凱旋は長旅となった。