開校と同時に小学校に入学したら、当初は体育館と校歌ができあがっていなくて、卒業式に間に合うように完成した……。そんな話を聞いていて、ふと自分の小学校の校歌を思い出した。

小学校時代はしょっちゅう校歌を歌っていた。歌詞は 4 番まであり、大きなイベントの時はフルで 4 番まで歌うほか、朝礼みたいな日常的な集まりでも 2 番までは歌っていた。それだけ頻繁に歌っていたということもあり、今でも 1 番は歌詞・メロディー共に完全に覚えている。2 番以降は思い出せないな~と思っていたが、これ書いているうちに 2 番も思い出した。

作詞はサトウハチロー。ド田舎小学校の歌詞をなんでこんな有名人が作ってくれたのかは分からないが、もしかしたら創業当時の幹部が音楽好きで、その伝統で良く校歌を歌っていたのかもしれない。

小学校~大学と、校歌も 4 つ変遷してきたが、小学校の校歌のメロディーが一番好きだ。明るくのびのびとしていて、歌いやすい。作曲もプロの人がやったようだ。

6 年間、校歌を楽しく歌ってきたが、中学になって一変。激しく微妙な校歌に。もうメロディーも 1 フレーズしか覚えていないが、とてもがっかりしたことだけは覚えている。

高校はさらにひどく、間延びしたメロディーをつぎはぎした感じ。もしかしたら、第 1 期生がリレー日記の如く歌詞と曲を 1 小節ずつ作ってつなぎ合わせたのかもしれない。

大学の校歌も残念な感じ。出だしは有名みたいで、他大学の人も歌えたりするのだが、この曲が何故こんなにメジャーになれるのか小一時間問い詰めたい。

そんなわけでやっぱり小学校の校歌が一番好き。時代は変わり、ホームページに歌詞も掲載されている。あぁそういえば、3 番と 4 番はこんな感じだったな~。