2014年09月

PowerShot S120 と S90 の比較

ベリーベリータルト3 年半前に買ったデジカメ、Canon PowerShot S90 の調子が悪くなってきたので(カードの読み取りとバッテリー周りが)、新しいデジカメを買った。

画質が良くてコンパクトなデジカメを探したところ、Sony の RX100 も画質が良さそうだったがデカかったので、結局、後継の PowerShot S120 に落ち着いた。

右が、S120 で撮影したサンプル。クリックで拡大する。

大きさ比較S90 は黒だったので、気分を変えて S120 はシルバーにしてみた。

S90(左側)と S120(右側)の大きさはほとんど同じ。厚さは、S90 よりも S120 のほうが本体部分が少し薄くなっている。

少し使ってみて感じたのは、パッと撮影する便利さが格段に向上している点。

電源 ON/OFF の速度は S90 の時代から十分に速く、0.5 秒程度で行えていたので問題なかったが、それ以外の速度が速くなった。

普段 P モード(プログラムオート)を使っているが、オートフォーカスは体感で 2 倍速くらい高速になった。撮影後の保存処理は、S90 は M2 品質(4M ピクセル)で 1.5 秒くらいかかっていたのに対し、S120 は M1 品質(6M ピクセル)でも恐らく 0.1 秒くらいしかかかっていない(速すぎて計れない)。

連写に至っては、S90 の詐欺とも言える連写速度(秒間 1 コマ)から、真の連写(秒間 12 コマ)に大幅向上。連写速度は、どうやら一眼レフの下位機種よりも高速らしい。

サンマ寿司_S90サンマ寿司_S120
屋内撮影での色味も、人間の見た目に近い感じになった。左が S90、右が S120 だが、オートホワイトバランスの結果が S120 の方が良い。

もちろん、S90 もちゃんと設定をすればきれいな写真は撮れるが、ちゃんと設定しなくても撮れる S120 は優秀。

暗所撮影_S90暗所撮影_S120
暗い部屋の中でフラッシュを焚かず、タブレットの画面の光だけを頼りに撮影してみた。左側の S90 は紫色がちょっと色あせた感じになっているが、右側の S120 はきれいに発色されている。

夜の橋_S90夜の橋_S120
F2、ISO 400、シャッタースピード 0.25 秒に固定して、夜の橋を撮影してみた。

S90 で十分にきれいなのであまり違いは無いが、S120 のほうが少しくっきりしている。

S120 には、人物撮影時に背景をぼかす機能や、ジオラマ風撮影機能など、シーンセレクトとは別の遊び心ある撮影モードが用意されているのも嬉しい。まだこれらは使っていないが、今度試してみる予定。

寿司カメラ内蔵の Wi-Fi 機能は便利。パソコンやスマホに無線で写真を送れる。

ちなみに、説明書を読むと、Windows 用の専用ソフトを入れないと写真を送れないように読めるが、専用ソフトはインストールしなくても大丈夫だった。

色々な面で進化している S120 だが、欠点もある。

まず、フラッシュ撮影時に自動でフラッシュがポップアップしなくなった。フラッシュ切替ボタン(十字キーの右)を押してもうんともすんとも言わないので壊れているのかと思ったが、手動でポップアップさせてから切り替える必要があったのだ。意図しないフラッシュを行わないために、手動ポップアップ自体は歓迎なのだが、十字ボタンを押したときに警告と対処方法を表示するくらいの親切さは欲しい。

バッテリーの減りは早くなったように思う。すぐにバッテリー表示が一段減る。高機能になった分、バッテリーを消費する量が増えたのだろうが、それにしても多い気がする。

PowerShotS90液晶のサイズは同じ(3.0 型)なので、バッテリー消費の主因は画像処理エンジン DIGIC なのだろう。S90 の DIGIC 4 は富士通の 65nm プロセスルールで製造されており、S120 の DIGIC 6 の詳細が不明だが、機能アップによる消費電力増に対処できるだけの工夫がなされてないのかもしれない。Wi-Fi など新機能の省電力機構も不十分なのかもしれない。

いくらきれいな写真が撮れる力があっても、バッテリー切れで撮影できないのでは元も子もない。バッテリーはもっと頑張って欲しかった。

というわけで、ちょっと使ってみた感じの比較結果としては、バッテリー以外は満足という状況だ。



バスマジックリン+αで対 G 戦闘

去年は G を見かけなかったが、残念ながら今年は G が出現。

外壁塗装工事が終わり、畳も 1 年経過したからか? 年間で均せば月 1 匹に満たないが、8~9 月は多い。

いずれにせよ、出るならば戦わなければならない。

一昨年までは、バスマジックリン+エアクリーナーで戦っていたが、今年の武器はバスマジックリンのみ。バスマジックリンで息の根を止められることがわかったので、エアクリーナーで凍らせる工程が不要になった。

使い方は簡単で、バスマジックリンを G に向けてスプレーするだけ。バスマジックリンは泡状に広がるので命中率が高い。また、洗剤なので、ゴキジェットのような石油系と違って家が汚れず、むしろきれいになるから善い。

ゴキジェットよりも殺傷力は低いが、一度命中すれば動きは鈍くなるので、追い打ちを掛けていく。G が移動できなくなったら、バスマジックリンをさらに噴射して G を埋めるようにすれば、そのうち死ぬ。

補助アイテムはハッカ油。うちのハッカ油は水を使わず(精製水を別途買うのが面倒、水道水だと時間と共に品質が悪くなりそう)、フルアルコール+ハッカ油という構成。

ハッカ油は忌避剤なので、数日に一回、家のあちこちにまいて、G が近くに寄ってこないようにする。

G 出現時の応用例としては、G が逃げ込むと厄介な場所の手前にハッカ油を撒き、G がそちらに行かないようにする。

G の動きを観察したところ、ハッカ油をまいた地点から 20cm くらいまでは近づけるようなので、やはり本来ハッカ油は、「うちの周辺は居心地悪いぞ」と事前にアピールする用途だろう。

うちに出現する G は 2 種類いる気がする。といっても種族はたぶん同じなのだが、行動パターンが違う。

良く飛ぶ奴と、全然飛ばない奴だ。

G の場合、飛ぶと言っても上昇はできず、滑空するのみだが、良く飛ぶ G は、壁から飛んだり、天井から飛んだり、ちょこまか動く。羽の音で存在場所を見つけやすいが、回避能力が高いので(走る速度も常に速い)、なかなか攻撃できない。

全然飛ばない奴は、同じ種族かと思うくらい本当に飛ばない。忍びのようにそっと移動するため、発見が困難。しかし、本人が隠密行動と思っている間は移動速度が遅いので、発見したらそっと近づいて攻撃すれば、命中しやすい。

いいのか悪いのか、対 G 戦闘の経験値がだいぶ溜まった……。



記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ